東京エディション虎ノ門 宿泊記

HOTEL

東京タワービューのデラックスルームをレビュー。
基本情報、チェックイン、客室、景色、アメニティ、プール&ジムを中心に紹介していきます。

東京エディション虎ノ門について

基本情報

オープン日 2020年10月20日
ブランド マリオット・インターナショナル
部屋数 206室
住所 東京都港区虎ノ門4-1-1
チェックイン/アウト 15:00-12:00

エディション(EDITION)とは

マリオットの最先端ラグジュアリーライフスタイル型ホテル

「エディション(EDITION)」は、ロンドンやニューヨークなど、世界的に魅力の高い都市に展開しており、最先端のラグジュアリーライフスタイル型ホテルとして世界から注目を集めています。
マリオット内の「ラグジュアリー」と呼ばれる最高級グレードに位置付けられています。

「ニュージェネレーション・オブ・ライフスタイルホテル」

日本唯一の「エディション」ブランドのホテル

東京・港区の地下鉄神谷町駅直結の森トラストがつくったオフィス、商業施設、レジデンスまで併設した高層施設「東京ワールドゲート」内31階から36階にホテルとしてオープン。

建築を担当したのは、「隈研吾」氏です。

2022年後半には同氏により東京エディション銀座の開業を予定してます。

マリオットの最上級「カテゴリー8」

マリオットでは、ホテルのグレードを「カテゴリー」という数字で表し、
東京エディション虎ノ門は、最高グレードとなる「カテゴリー8」にランク付けされています。

ちなみに、カテゴリー8にランク付けされているホテルは7軒のみとなっています。(2022年2月現在)

<カテゴリー8のホテル(日本国内)>

  • 東山ニセコビレッジ・ザ・リッツ・カールトン・リザーブ
  • ザ・リッツ・カールトン東京
  • ザ・リッツ・カールトン京都
  • ザ・リッツ・カールトン沖縄
  • 東京エディション虎ノ門
  • ラグジュアリーコレクションホテル 東京紀尾井町
  • 翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都
  • イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古

アクセス

神谷町トラストタワーは地下鉄「神谷町駅」から直結

「東京エディション虎ノ門」の最寄駅は、地下鉄の「神谷町駅」です。駅から「神谷町トラストタワー」まではほぼ直結(出口が建物の目の前)となっています。また、同じく地下鉄の「虎ノ門駅」「六本木一丁目駅」「溜池山王駅」などからも徒歩でアクセス可能となっています。

<最寄駅>

  • 東京メトロ日比谷線「神谷町駅」:ほぼ直結
  • 東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」:2番出口より徒歩8分
  • 東京メトロ南北線「六本木一丁目駅」:泉ガーデン出口より徒歩9分
  • 東京メトロ銀座線・南北線・丸の内線・千代田線「溜池山王駅」:13番出口より徒歩7分
  • 都営三田線「御成門駅」:A5番出口より徒歩9分

東京メトロ・日比谷線の神谷町駅の出口が目の前にあり、周りには虎ノ門ヒルズ、ホテルオークラ等があります。

東京エディション虎ノ門 宿泊記:東京タワービューのデラックスルームをレポート (2022年2月)

ここからは「東京エディション虎ノ門」の宿泊記をお送りしたいと思います。

ホテル

「神谷町トラストタワー」の目の前までは、東京メトロ日比谷線「神谷町駅」の出口が延伸されています。こちらの出口も「東京エディション虎ノ門」のオープンに合わせて最近開通したばかりだそうで、こちらより向かわれることをお勧めします。当日は徒歩10分で虎ノ門駅より向かいましたが、周囲が工事中でしたので歩きづらかったので。

「東京エディション虎ノ門」の正面玄関です。最初は見逃してしまいます。いい意味で隠れ家感です。

中に入ると、一面が黒の大理石で覆われたスペースが現れます。
こちらが受付になっており、現在は、こちらで検温などのチェックも行われています。

「東京エディション虎ノ門」のロビーは31階にありますので、こちらから専用エレベーターに乗って、ロビー階まで上がっていきます。

ロビー&レストラン

31階でエレベーターを降りるとロビーフロアに到着します。ロビーフロアは全体的に木の色を基調に、オレンジ色の光が暖かみを加えており、シンプルでモダンな中にも「和」を感じさせる落ち着いた雰囲気となっています。

また、通路を抜けると観葉植物の「緑」が配されており、都会的な森といった印象も受けます。

こちらの「Lobby Bar(ロビーバー)」は、アフタヌーンティーなどをいただくカフェとして、夜はカクテルなどを楽しむ本格的なバーとして終日楽しむことができます。

「Lobby Bar(ロビーバー)」の一角には、ソファー席も用意されており、東京タワーを臨む絶景を楽しむことができます。

緑がテーブル間のパーティションの役割も担っており、コロナ禍では安心感を得ることもできます。

アップグレード結果

レセプションでチェックインを行います。

私はマリオットの会員プログラムである「マリオットボンヴォイ(Marriott Bovnoy)」でゴールドエリートという上級会員になっており、その特典として客室のアップグレードを受けることができます。

ただし、客室のアップグレードは当日の空室状況に依存し、当日までわかりません。
アーリーチェックイン・レイトチェックアウトも同じくです。

そして、今回の結果はというと・・。2月の3連休中初日でしたが、東京タワーが見える、「トウキョウデラックスルーム」にアップグレードしていただけました。一方で連休ということもあり、チェックアウトは12時でした。

客室(デラックスルーム)

今回アサインいただいたのは「34階」のトウキョウデラックスルームでした。

全体像と雰囲気

デラックスルームの客室の中はこの様な感じです。今回の部屋は入り口より左手にバスルーム、奥に寝室、右手にミニバー&クローゼットという配置になっていました。

寝室の全体像です。ロビーフロアと同様、全体的にシンプルでモダンでありつつ「和」の温かみを感じる雰囲気になっています。

中央にはキングサイズのベッド、窓側にはソファーも配置されています。

ベッドの正面には、壁掛けテレビが用意されています。65インチということで、迫力ある映像を楽しめますね。

ベッドサイドにあるボタンでカーテンの開閉も行うことができます。(初めに入室した時は自動で開きました)また、「Bang & Olufsen(バング&オルフセン)」のワイヤレススピーカーも用意されていました。スマホなどをBluetoothで接続して楽しむことができるようになっています。

ベッドサイドには、通常のコンセントのほか、USB電源も用意されていました。スマホなどの充電に便利です。

ちなみに、客室のキーは「竹(バンブー)」を利用したものになっています。

「東京エディション虎ノ門」では、自然環境への配慮から「プラスチックフリー」を謳っており、アメニティも同じような素材でできているものがあります。

眺望

今回の客室は、東京タワービューのお部屋ですので、この様な景色です。東京タワーまで視界を遮るものはなにもなく、絶景の眺望となっていました。

夜景はさらに素晴らしく、こんな感じになります。東京タワーを独り占めといった感じですね。ちなみに、毎時0分にライトアップイベントがあります。12時で消灯です。

バスルーム&アメニティー

それでは続いては、バスルームとアメニティを確認していきます。バスルームは木の「格子」の裏側に配置されています。

バスルームの中も無駄なものが一切ない、シンプルなデザインになっています。

洗面台はシングルボウルで、シンクと天板が一体型(シームレス)なデザインとなっています。

アメニティーはアメリカのフレグランスブランドである「Le Labo(ルラボ)」のものとなっていました。

「ブラックティー」をベースにしたエディションオリジナルということで、フルーティーな中にも都会感を感じさせるような、とても良い香りでした

ちなみに、石鹸以外のアメニティーはボトルタイプになっており、万が一持ち帰った場合はボトル1本につき「8,000円」が請求されます。

シンクの下には、タオルなどリネン類が豊富に用意されています。また、グラスやドライヤー、その他アメニティーもこちらに収納されています。別途アイロンストレート・カーラー共に借りることができます。

「エディション」ではプラスチックフリーを推進しているということで、こちらのアメニティーも「竹(バンブー)」もしくは「木(ウッド)」のものが採用されていました。歯ブラシも柄の部分が竹製になっています。

ドライヤーは「Holistic Cure(ホリスティック・キュア)」のもので、復元ドライヤー呼ばれる髪にやさしいドライヤーです。25,000円ほどします。

バスタブはこんな感じです。石張りの浴室の中にフルサイズのバスタブが用意されていました。シャワーはハンドシャワーとレインシャワーの両方が用意されています。

バスタブは底がちょっと狭めになっていて、同価格帯のホテルと比べると小さい印象です。

バスタブ、シャワーともに水流はかなり良好(強め)でした。天井シャワーもあります。

アメニティーは当然ながらこちらも「Le Labo(ルラボ)」です。シャンプー、コンディショナー、ボディウォッシュが用意されていました。

ちなみに、トイレは個室として別に用意されています。

ミニバー

ミニバーです。コーヒーメーカーは「Nespresso(ネスプレッソ)」が用意されています。また、日本茶の茶器とティーパックのセットも用意されていました。南部鉄器風デザインです。中にはホーロー加工されています。

ティーパックは「SAYURI(サユリ)」のもので、煎茶とほうじ茶の2種類が用意されていました。

ネスプレッソのカプセルは収納タイプで、エスプレッソと、ルンゴとノンカフェインの、合計3種位です。砂糖はエディションのものです。

お水はペットボトルではなく、紙パックに入っています。徹底的にエコを意識していますね。ちなみにこちらのお水は無料でいただくことができます。

クローゼット

クローゼットの中にはバスローブやスチームアイロンなどが用意されていました。

バスローブはイタリアのブランドである「La Bottega(ラ・ボッテガ)」のもので、フワフワですべすべの肌触りになっていました。濡れている状態では肌触りが落ちてしまうので、ある程度バスタオルで拭いてから着ることをおすすめします。

ちなみにこちらは、リクエストすれば「17,600円」で購入できるそうです。

クローゼットの引き出しの中には、浴衣も用意されれいました。黒のシックなデザインで、白を基調とした客室とのコントラストがおしゃれですね。

無料で靴磨きも行なっていただけます。袋に入れて廊下に置いておくと回収してもらえます。

ウェルカムスイーツ

チェックイン後に客室をしばらく物色していると、ウェルカムフルーツが到着しました。用意されていたのは、ゆずのミニタルト。手書きメッセージも嬉しいです。

ターンダウン

夜の外出の時間に合わせてターンダウンをお願いしました。5時より行なっていただける様です。ターンダウンでは、無料のお水の追加や、ベッドサイドにスリッパやマットが用意されていました。

Lobby Bar

ロビーにあるバーでお酒も頂きました。おつまみにちょっと辛めのおかきをいただけます。
数あるメニューのなか、梨のカクテルを注文しました。

インルームダイニング(ルームサービス)

今回はどうしてもエディションのラーメンが食べたかったので「インルームダイニング(ルームサービス)」を利用しました。

今までの人生で1番高いラーメンでした。味噌の味も美味しく、特にチャーシューが感動です。

プール&ジム(フィットネス)

プールとジムも利用しましたのでご紹介したいと思います。プールとジムはロビーフロアである31階に用意されています。

ジムは最新のマシンとウェイトが用意された充実の内容となっていました。YouTubeやテレビを見ることが可能です。おすすめは、画面の景色によって傾斜が変わるモードです。あたかも外を走っている様な気分になります。

ちなみに水、タオル、イヤホンは準備があります。

ホテル宿泊者であれば、24時間無料で利用可能です。

そして、プールはロッカールームから直結されている作りになっています。こちらも、ホテル宿泊者は無料で利用することができます。長方形のプールが1つと、ジャグジーが1つ用意されています。

プールサイドには無料の水があります。また、スイミングキャップも用意されており、借りることができます。

こちらがジャグジーです。水深が1.2メートルあり、意外と深めな作りになっています。温水です。ジャグジー→プールの順番はおすすめしません。

プール・ジムは眺望はありません。

水着やトレーニングウェアは借りることができます。シューズも含めてセットでレンタルでも1650円ですので、手軽に運動を楽しめます。

今回使ったお金

部屋(朝食込み): 43,046円
ルームサービス:ラーメン2,600円
ロビーバー:6,023円
トレーニングウェアレンタル:1,650円

合計:53,319円

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